こんにちは、みくです。
昨年の秋、クルールさんのマーメイドスカートを縫いました。トレンドを押さえたロング丈のマーメイドスカートが作れます。ちょっと苦戦しましたが、最終的にはイメージに近いものをどうにか完成させられました。ぜひ、その過程をご覧ください。
クルール 2タイプセットマーメイドスカート 制作
使用した型紙
クルールさんのサイトより、2タイプセットマーメイドスカート【841】の型紙を購入しました。裏地付きにしたかったので、裏地のパターンも別途購入しました。
クルールさんの型紙を使うのは、昨年縫ったサマードレスに続いて2回目です。
普段は洋裁本からトレース&縫い代つけて型紙をつくっているので、印刷済みの型紙を使うと本当に楽だな…というも感じます。
なお、こちらの型紙は名前の通り裾の仕様が異なる2タイプのマーメイドスカートが作れます。
Aタイプはギャザー仕立て、Bタイプはフレア仕立てとなっており、今回私はBタイプのフレア仕立てで作成しました。
使用した布
細かいドット柄のポリエステル100%を使用しました。表はサテンのようになめらかでつやつやしています。薄手だけれども軽くハリ感があって、綺麗にフレアが出てくれるかなと思いました。
購入先はいつもおなじみの日暮里 長戸商店 さんです。1mあたり500円ほどで大変お買い得でした!!フレア仕立ての場合、用尺はダブル幅で2.6mでした。
なお、ギャザー仕立てだと用尺はダブル幅で2.2mとなります。
裁断
こちらの布はツヤ感がある一方、ツルツル滑ります…。裁断するときにゆがんでしまったりして、ちょっと大変でした。※布を多めに買っていたので、ゆがんだパーツはどうにか裁断しなおすことができました。
そして、薄手のポリエステル生地によくあることですが、ほつれやすかったです。なのですぐにロックミシンで端の処理をしておきました。
パーツはスカート部で前後各1枚、裾のフレアも前後各1枚、裏地はスカート部分のみで前後各1枚でした。シンプルな構成です。
縫製
裁断もなかなか大変だったのですが、一番大変だったのはミシンで縫う工程です。なぜかというと、布の引きつれがものすごく起きやすい布だったからです…。
9号針で普通の押さえで試し縫いしたところ、引きつれが大量に発生してしまいました。なので、7号針と薄物用押さえを買ってみました。
写真手前が薄物用、奥が通常の押さえです。比較すると穴が小さめなのがわかりますでしょうか??
結果、少し縫いやすくなりました。道具を最適化することも必要ですね。
それでも気を抜くと引きつれてしまうので、すこし引っ張って伸ばしながら、ゆっくり縫いました。パーツが少ないわりに、時間がかかりました。
裾の処理は三つ折りが難しかったので、ロックミシンをぐるっと一周かけて、裏側に折り返して裾から7mmくらいのところで縫い留めています。
コンシールファスナーはサイドにつけます。スプリングホックとボタンで閉める仕様です。
気を付けて縫ったものの、引きつれがいくつか発生しているのがわかってしまいますね涙
着画
裁断と縫製で苦戦した末に完成したマーメイドスカート、まずはトルソー着画をご覧ください。
まずは正面
イメージ通り、裾のフレアが軽やかに出てくれました!!うれしいです。
サイド
背面
ウエスト回りは指示通り、ハーフゴム仕上げにしました。きれいめに仕上げたかったら、ゴムなしのベルトにアレンジしてジャストフィットさせても良いかもしれませんね。
出先で大きな鏡があったので、着画もとってみました。
まずは正面。
サイドはこんな感じです。
ちなみに、丈感としては9号を身長160cmの私が着用してくるぶし丈くらいです。普通に歩く分には特に問題ないですが、階段やしゃがんで立ち上がる時には裾を踏まないように気を付ける必要があります笑
まとめ
クルールパターンさんのマーメイドスカート、初心者にも作りやすい構成になっていると思います(私が苦戦したのは、選んだ布が難しかったということです)。
今回作ったように薄手のポリエステルで仕立ててもかわいいですが、ウールなど中厚の生地でつくってもかわいく仕上がると思います。
また、もう一方のパターンでも作ってみたいです。こちらは裾がギャザー仕上げなので、薄手の布が合いそうですね。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
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